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詩「赤ちゃん」

赤ちゃん /浜 文子 作


 あわて者でもいい
 泣き虫でもいい
 手先が 不器用でも
 音痴でも かまわない

 もちろん
 人が振り向くほどの
 美人である必要もない
 とりたてて特技がなくても
 高尚な趣味も
 噂に上がるほどの博識も不要

 おまけに
 学歴
 職歴
 賞罰
 一切不問
 そのままのあなたがいい
 そのままのあなたが好き
 赤ちゃんは そう言いたくて
 あなたに両手を伸ばしてくる



浜 文子著/「お母さんと呼ばれるあなたへ」
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「病の時は恵みの時」

病気になったら、どんどん泣こう。


痛くて眠れないと言って、泣き、

手術が怖いと言って、涙ぐみ、

死にたくないよと言って、めそめそしよう。


恥も、外聞も、いらない。

いつもの痩せ我慢や、見栄っ張りを捨て、

かっこ悪く、涙を、こぼそう。


またとないチャンスを、もらったのだ。

自分の弱さと、思いあがりを知るチャンスを。


病気になったら、思い切り、甘えよう。

あれが、食べたいと言い、

こうして欲しいと頼み、

もう少しそばに居てと、お願いしよう。


遠慮も、気遣いも、いらない、

正直に、わがままに、自分をさらけだし、

赤ん坊のように、みんなに甘えよう。


またとないチャンスを、もらったのだ。

人の情けと、まごころに触れるチャンスを。


病気になったら、心ゆくまで感動しよう。

食べられることが、どれほど有り難いことか、

歩けることが、どんなに素晴らしいことか、

新しい朝を迎えるのが、いかに尊いことか、

忘れていた感謝の心を、取りもどし、

見過ごしていた当り前のことに、感動しよう。


またとないチャンスを、もらったのだ。

この瞬間に、自分が存在しているという神秘、

いのちの不思議に、感動するチャンスを。


病気になったら、素敵な友達をつくろう。

同じ病を背負った仲間、

日夜看病してくれる人、

すぐに駆けつけてくれる友人たち。


義理の言葉も、儀礼の品もいらない。

黙って手を握るだけで、すべてを分かち合える、

あたたかい友達をつくろう。


またとないチャンスを、もらったのだ。

神様が、みんなを結んでくれるチャンスを。



病気になったら、必ず治ると信じよう。

原因がわからず、長引いたとしても、

治療法がなく、悪化したとしても、

現代医学では治らないと、言われたとしても、

あきらめずに、道をさがし続けよう。

奇跡的に回復した人は、いくらでもいる。

できる限りのことをして、信じて待とう。


またとないチャンスを、もらったのだ。

信じて待つ喜びを、生きるチャンスを。



病気になったら、安心して祈ろう。

天にむかって、思いの全てをぶちまけ、

どうか助けてくださいと、必死にすがり、

深夜、ことばを失って、ひざまづこう。


この私を愛して生み、慈しんで育て、

いつか御自分のもとへ、呼んでくださる方に、

すべてをゆだねて、手を合わせよう。


またとないチャンスを、もらったのだ。

まことの親である神に、出会えるチャンスを。



そしていつか、病気が治っても、治らなくても、

みんなみんな、流した涙の分だけ優しくなり、

甘えとわがままを越えて、自由になり、

感動と感謝によって、大きくなり、

友達を増やして、豊かになり、

信じ続けて、強くなり、

祈りのうちに、神の子になるだろう。


病気になったら、またとないチャンス到来。

病のときは、恵みのとき。


晴佐久昌英

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